ミアキスは25年目に入りました

ミアキス・アソシエイツは2023年8月1日をもって25年目に入りました。
あっという間の24年間でした。

1998年8月に独立したとき、個人で外資系企業の広報支援を行う仕事が受け入れられるかとても不安でしたが、「まずは行動しよう」と翌月(9月)に米国の展示会(たしかAutofact)を視察に行きました。そこでシリコン・グラフィックスの元同僚たちに、独立したことを伝えると、「おめでとう」、「いいチャレンジだ、きっと上手くいくよ」という前向きな励ましをもらい、とてもうれしかったことを昨日のことのように思い出します。

一方、国内で独立後にお会いした方やお会いした知り合い・友人から受けた言葉は、「大変だね」、「どうしてやめちゃったの」、など悲観的なコメントが多かった。なかには、在籍中は親しくお付き合いしてくだった方が、独立後は何かと理由をつけて会うのを避けるようになりました。以下に自分が企業という看板の下で人間関係を持っていたか、去っていく人や変わらずお付き合いしてくださる方、、様々だなということを痛感したものです。

24年前に新人記者だった方が編集長になったり、大活躍された記者が既に退職されていたりと、時の流れの速さにも驚きます。また、広報業務(やり方)も大きく変わりました。いわゆる従来型の広報(Traditional)から、LINEやX(旧Twitter)といったソーシャルメディアを活用する新しい広報プラットフォームの登場、コロナ禍のリモート広報・オンライン会見など、広報の基本である双方コミュニケーションと相互理解は変わらないとしても、広報担当者の果たす役割は、ますます重要になっていると思います。

ChatGPTに代表される生成型AIは、広報業務を自体を私たちから奪ってしまう可能性や危険性を秘めています。既に、テレビ放送でのAI自動音声によるニュース読み上げや、スポーツ中継における試合結果のまとめ、番組や作品の要約など、生成型AIの活躍の場は広がっています。

広報の仕事は、完全に無くなることはないと思いますが、大きく変わる可能性があります。
「リスキリング」という言葉があります。常に勉強し、自己投資をしてクライアントやパートナーの皆さまの広報業務に貢献できるよう、25年目を迎えた今、新たな決意をしたところです。

今後とも、ご支援ご教授賜りますよう、お願い申し上げます。

ミアキス・アソシエイツ 河西 仁

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